「カシノナガキクイムシ」、通称「カシナガ」
聞き慣れない名前やけど、こいつら、今やそこら中にいます。 この者どもです。 最近言われているナラ枯れの原因はこいつらです。 「8月なのに紅葉?」と思ったら大間違い、こいつらに寄生された年老いたブナ科の木だったりします。 松枯れの原因のマツノザイセンチュウが外来の虫なのに対して、こいつらは昔から日本にいたそうです。 まだまだ謎が多いらしいねんけど、薪や炭として里山の木(主にブナ科の落葉樹)を使わなくなったため、森の木が老齢化したことによって、カシナガの格好の標的になってしまって、最近爆発的に増えているみたいです。 僕が活動しているNPO団体、森林環境ネットワークでいつも使っている裏山でも今年一気にやられました。 これはかなりでっかいアラカシの根元。 カシナガが木の中を掘った木屑がたまっています。 幹を見ると穴だらけ。 この近くのいい感じのクヌギ林もこないだやられてました。。。 人間が気づいている以上に、周りの環境は急速に変わっていってます。。。
by monolith27
| 2010-10-09 21:58
| 畑と森
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