2011年 11月 15日 ( 1 )

農家訪問

三重に引っ越した友達が働いている農園から、来春京都で新規就農したい先輩がいるということで、今日その人が訪ねて来ました。

以前綾部に住んでいたこともあるということで共通の友達もいたりして、楽しく畑巡りができました。
e0187405_0141956.jpg
まずはうちの会社、オーガニックnicoの代表、中村さんの畑。

日吉町の山間、見渡す限り山に囲まれた、とても素敵なほ場でした。しかもこの辺では珍しく植林ではなく雑木ばかりです。

動物性の堆肥は入れず、マメ科やイネ科の緑肥作物を鋤き込んで肥料としています。
これは米ぬかや油かす、廃菌床などを原料に作ったボカシ肥料。
e0187405_0154267.jpg
触ると暖かくて、ものすごい良い匂いがします。 無数の菌たちが出番を待っている状態です。

ダイコンサルハムシに食われて網の目状になってしまった白菜。
e0187405_0255028.jpg
ここまでやられると見事ですね。

次は亀岡の平井農園
e0187405_0144671.jpg
めちゃめちゃマメな平井さんをそのまま畑にしたような整然とした畑でした。

ここは動物性の資材はもちろん、米ぬかや油かすも使わないとのこと!
どうしているのかというと、生えて来た雑草を畝間に積んでいき、昨期が変わるとその雑草の上に両側の畝から半分土を乗せて新しい畝を作り、その雑草が自然に分解したものを肥料としているのだそうです。

そのまた手で立てた畝の丁寧なこと!
e0187405_0121456.jpg


このあと林農園さんにもお邪魔したのですが、カメラの電池切れで写真がありません。

あくまでも副業の有機野菜の販売なので、農園巡りをさぼっていたのですが、今回ほんまにいい機会でした。
三重から来た彼もかなり勉強になったようです。

田舎の有機農業は畜産農家から出る牛、豚、鶏の糞を原料にした堆肥を大量に入れるのが当たり前になっていますが、その堆肥が未熟だったり量が多すぎたりすると、農薬をかけた野菜食べた方がまし、という説もあるくらい身体に悪い影響があるそうです。

またそうした動物性の堆肥には、飼料に含まれている抗生物質や、最近では放射能が大量に混入している可能性もあります。

畑を一つの生態系として捉え、そこにあるものだけで循環できるような状態を作ってやる。

今回ご紹介した農家さんは二人ともそういう理念で農業をされています。

「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんも本で書いていますが、森の木々が葉を落とし、それを微生物が分解し、また木々が栄養として吸収できる豊かな土壌ができる、という一連の循環を畑でも実現できれば自然農は実践できるんですね。

ただ、森と違うのは、畑の木々は収穫されてしまうこと。

人がその循環の中から作物として野菜を収奪してしまうのですが、この収奪を、野菜と土と人との共生関係として捉えたらいいのかなぁ〜とか。

結局肝心なのは愛情と手間なのでしょうか?  

なんか適当にまとめちゃいました。
[PR]
by monolith27 | 2011-11-15 00:10 | 畑と森