新作  スプーン編

というわけで、新作です。
以前にもスプーンを作って販売していたことがあるのですが、結局自分でそれを使っているうちに納得いかなくなり、しばらく封印していました。

今回、再び試作を重ねてやっとこさ完成したスプーン達です。e0187405_21335396.jpg

この曲線はかなりてこずりました...
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これはタマの部分をつかんで使います。
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柿渋&蜜蝋ワックスで仕上げています。
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# by monolith27 | 2010-07-26 21:45 | 木彫りの小物

道具たち その1

今日はあまり人目に触れることのない道具たちを紹介します。

もともと京都の仏師さんに弟子入りしていたので、彫刻用の刃物類は百本近く持っています。
いずれも本職用の手作りの刃物で、めちゃめちゃかっこいいです。

はっきり言って今の僕にはちょっともったいないぐらい...な感じで、使っている刃物そのものに息づく手仕事の技が僕にとってある種の目標になってもいます。

言い換えると、その刃物を作っている職人さんに恥ずかしくないようなものを作ること... ... かなりハイレベルやなぁ、これ...

第一回は.........切り出し!!

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一番基本的な刃物です。 
左の4本は左利き用。 これはこれでかなり役に立ちます。

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表のクローズアップ。
刃物の研いである面の光沢が違うのは、実はこれが日本の刃物の特徴で、二種類の金属を重ねて鍛えているのです!

先のほうが硬い鋼で、それ以外が地金と呼ばれる軟鉄です。

この構造には、研ぎ易さや刃物の粘り強さなどのメリットがあって、めちゃめちゃ理にかなっている、ていうかすごい発想と技術!!
更に更に、

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こうして裏側をみると、うっすら丸くえぐれているのが分かるのですが、これもまた、平面を削るときや、刃物を研ぐときにものすごい効果を発揮するのです。

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今回ご紹介しましたのは、左から、京都の清綱、東京の左小信、そして京都の義延 です。

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柄は全て桜材で自作です。
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# by monolith27 | 2010-03-02 00:06 | 作品

初!

初めて作品をお店に置いていただけることになりました。

京都は寺町御池をちょっと北に行ったところ、西側(この説明は京都の人しか分からんのかな...)にあります、REALFREEと言うお店。
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このビルの二階にあります。

ちなみに一階奥にある喫茶アローンのオムライスは圧巻です。 男二人で一つでいいぐらい... 
てな話はさておき、リアルフリー。
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かなりオシャレなヒッピーファッションの服&雑貨屋さんです。 服もアクセもいろんな作家さんのものを扱っていて、かなり楽しませてくれます。
古着類もかなりハイセンスでリーズナボー。 

実は以前から作品を置いてもらえるお店を探してて、ここも狙ってたんやけど、どうも押しかけて行くのも気が引けてたのでどーしよーかと思ってたところ、先月の上賀茂さんの手作り市に店長さんが遊びに来てて、向こうから声をかけていただいちゃいました。 

今年一番、ほんまありがたいご縁をいただきました。

てなわけで、よろしくおねがいしまーす!
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# by monolith27 | 2010-02-11 17:44 | 取り扱い店

看板

久々に看板のお仕事をいただきました。
嫁さんのお友達の建築家の方より。
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王田珈琲専門店

「おうた」と読むそうです。 
ヒノキの一枚板。 180cm×60cmとかなり大きいです。
文字は他の方が書いたもので、それを写して彫りこみました。

場所は京都の夷川通りと御幸町通りの北西角。

店主さん曰く、「コーヒーばかのお店」だそうです。

2月7日オープンまであとわずか!
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# by monolith27 | 2010-02-04 21:16 | 看板

明けましておめでとうございます。

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さぁ、今年はどんな年になるのか... 
どうも年々いろいろな変化のペースが速まって行ってるような気がします。
地球上の人類の数はますます増え、僕らの子供達にとってもますます住みにくい世の中になっていくような...

年末にリサイクルショップでこんな人形を見つけました。 
藁や木の枝や端切れと、陶製の頭でできているのですが、厳しい冬に耐える雪国の女の置物です。
なんと100円!

背中に背負っている藁や衣服など、細部まできっちり作ってあります。 

そしてなんといってもこの眼差しと握り締めた左手!!! 
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厳しい環境をものともしない奥底からの強さが感じられます。

こんな時代にこそ、こうした根源的な強さと、それを表現し、伝えるための確かな手仕事の技が必要とされているのではないでしょうか?

2010年、MONOLITH はこの人形を作った人を目指します!!

では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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# by monolith27 | 2010-01-03 21:17 | ごあいさつ